あーラジ第41、42回ゲスト:上田藍選手(トライアスロン)
前回のメモの続きです→
その①〜緊張への対処は?〜武者震いじゃないですけど、ドキドキワクワクの方向にあ「私は、“ここでヒールが折れてしまったらどうしよう”など考えてしまって、どんなに練習していても緊張してしまいます。上田選手は緊張しますか?」
自分流みたいなものが出来てきて、そのルーティンの中でいれば緊張しなくなってきました。
この時間にアップをして、この時間にご飯を食べればまずレース中にお腹は減らないとか、
1個ずつ、やっていくことに対しての失敗と成功とを見つめ直していくうちに整理されて、これをやっておけばまず基本ラインは大丈夫だって。
不安要素を消していくんです。不安要素を消していくために練習して、出来るようになると自信を持てるようになるじゃないですか。
じゃあ前よりパワーアップした自分がどこまで結果を残せるんだろうって言うチャレンジのほうに気持ちを転換していけば、不安は緩和されて、通用するのかどうだろうか私!?と言う
武者震いじゃないですけど、ドキドキワクワクの方向に持っていけるんです。〜結果を次に繋げる〜負けたら理由がある。じゃあ大丈夫だあ「レースごとにコースも条件も違いますが、そういうことで不安になりませんか?」
他の選手も同じ環境で戦っているので、今ある自分をさらけ出せば結果は後からついてきます。
その結果に対してまた自分がどう変わるのかっていうのを繰り返していくので、一つ一つの結果ばかりにこだわりすぎると周りが見えなくなってしまう。
勝つことだけじゃなくて、テーマを持って、今日はまっすぐ泳ごうとか、その中で周りの選手と競れたらいいなとか、
全部上手く行かせようと考えると欲が出て緊張しちゃうので、絶対にクリアしておきたいなと言う目的をいろんな所に散りばめておけば、1つクリアしただけで意外にレース中もほっとしたりとか、ここうまくいったから次のことに向けてやろうと落ち着いて考えることが出来ます。
もし結果が出なくても、ここができてないから次これを改善すれば強くなる。
出来ていないことあるから負けて当然だった、周りが上手だったと思えば1つの結果が悪くても凹んだり反省はしても、次の1歩が出しやすくなるんです。
私も学生時代なかなか勝てない選手だったので、勝てないのであれば練習するしかない、と言う性格が染み付いているんですね。
何もしなくても勝てる選手だと、負けた時になんで勝てないんだろうとわからなくなるというか、そういう意味では下積み的な時期があったので、
負けたら理由がある、じゃあ大丈夫だって思えるような性格になれたんだと思います。
その③に続く…
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